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再発と治療の話(長い) [眼とか食とか健康とか]

2022年9月の話です。


2021年の手術からきっちり1年後、
再発しました外陰がん。


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定期的に診察は受けていましたが、ある日、お風呂に入っていた時「なんか、例の、おできっぼい、皮膚の色が部分的に白くなる白斑ができてないか?」と気づきまして。
鏡で見てみたら「これは…」と思う腫瘤があるじゃないですか(目視できるんよ)。


え、先月の検査では問題なかったのに。
次回の診察は1か月後。
それまで待たないほうがいいだろうと、無理言って予約をねじ込み検査したところバッチリ出ましたがん細胞。


え一、え一、え一……再発かよ~~!!!!


術後も痒みが続いていたこと、「ちょっと気になる変異核があるけど、炎症反応かも…」と言われていたことで「やっぱり?」って思っちゃった。
その変異核とやらが、がんにレベルアップしたってことなのかな。


がんの治療は3本柱。

①外科治療つまり手術。悪いところを切り取る。

②放射線治療。患部に放射線を照射してがん細胞を死滅させる化学療法。

③抗がん剤。がんが身体中に広がって手術では取りきれない場合、血液がんのように局所療法の適応ががないなど、幅広い適応あり。


再発の場合再度の切除手術は行わず次の治療に進むため、放射線と、その効果を高めるため並行して抗がん剤もやることになりました。

今は大豆程度のこの腫瘍のためにそんな大掛かりな治療やる必要あるんだろうか…
でも外陰がんってつまり皮膚がんなので範囲が広い。
がん細胞を地引網漁のように一網打尽にするには抗がん剤が有効なんだろうけど。

まず「あの、髪、抜けますよね」と言っちゃった…
そしたら「まあ、9割の人は抜けますね。でもまた生えますから」って…ええええ〜。
正直言って、再発したことより「髪が抜ける」ってことの方がよほどダメージ大きかったよ!!!


じゃあ「抗がん剤やりたくないです」って言えるかというと…
言えないじゃんよ〜

それに抗がん剤は「元気な患者」にしか使えない。
だって劇薬だから。
あーもう今やるしかないのか。





なんの下調べもせずに治療計画の説明を受けたので「放射線治療は7週間。毎日」「抗がん剤は2泊3日の入院を毎週、6回」と言われ仰天しました。

7週間(土日休みだから正確には35日)毎日通院?
点滴なのに2泊3日の入院???

か、会社どうしよう?と一瞬思いましたが、どうもこうも、治療はやるしかないしなんとかするしかないじゃん…会社にはあとで説明することにして「できるだけ早く治療始めたいです」とスケジュール調整お願いしました。

幸いというかなんというか当時の職場がとってもヒマだったので「7週間毎日早退」「金曜日は欠勤」でなんとかなりました。
でもこれが「なんとかなった」のは、病院が自宅と職場の経路上にあったからです。これで病院が逆方向だったら詰んだと思う。

大きな病院が通いやすい場所にあるということはとてつもない幸運なんだとしみじみ。放射線治療なんて、隣の県から通ってる人いましたしね…(毎日だよ〜)





抗がん剤のこと

点滴になんで2泊3日もかかるんだ??と思いましたが、とにかくかく本数が多くて…

点滴。ずーっと点滴。
木曜の午後に入院してタ方6時まで点滴、金曜は朝7時から夕方5時まで点滴。
士曜も朝7時から11時半まで点滴(木曜と金曜は合間に放射線治療も)。

ソルアセトF(電解質輸液)、ソルデム3A(電解質輸液)、グラニセトロン、デキサート(吐き気予防)、シスプラチン(抗がん剤)、マンニットール(利尿剤)、ソルアセトF(電解質輸液)×2

抗がん剤そのものは2時間ほどですがが、その前後の点滴は準備と排出って感じ。
電解質で体を整え、次は体に入った抗がん剤をできるだけ迅速に排出する。
せっかく入れた薬をなんで流さなきやあかんのやとも思いますが、それだけ強い薬だってことなのかな。
抗がん剤点滴中に具合が悪くなることはなかったけれど、開始直後にトイレに行こうとしたら「しばらく動かないで!」と言われたり、車椅子に乗れと言着われたりした。点滴開始して即具合が悪くなる人もいるんだそうです。

私の使った薬は腎臓ヘのダメージがが大きいとかで、それを防ぐためにとにかく水分を摂るように言われました。
毎邇2リットルのアクエリアスゼロ持参で入院してたよ…このうえ腎不全なんかなりたくない。


私が使った「シスプラチン」は脱毛リスクの少ない薬で、髪はぜんぜん抜けなかったです。
それと、以前は強い吐き気の副作用があったそうですが、良い吐き気予防の薬がどんどん開発されているそうで、それを使ったので吐き気もなかった。ありがてえ~。


副作用は、とにかくものすごい怠さ。
4クールくらいまではiPadに映画をダウンロードして観ていたけど、次第に怠くて起きていられなくなり、点滴中はずっとウトウトしてる感じ。

だるい。1秒でも横になりたい。

7週間、家事はなにもできず、家ではひたすら寝てました。
こんな状態で毎日会社いってた自分、偉すぎる!!!





放射線治療の話。


放射線治療室は「リニアック」と呼ばれていました。

予備知識ゼロで治療が始まったのでいろいろ驚きの連続。
事前にまず「位置決め」。

放射線を当てる箇所を決めてマーキングする作業です。
そのマーキングってのがが、マッキ一みたいな(というかマッキー)極太油性ペンで、体に縦横や丸を書き込むというとってもアナログで…
「線が消えないよう、お風呂でこすらないでくださいね、って……

あと、毎日同じポーズを再現できるよう、足の形に合わせて足乗せ台を作りました。
処置台に患者が残され、放射線技師さんが隣の部屋からマシンを操作しつつ「始めます~」「台が動きます~」と声をかけつつの治療。

リニアックはほんと~に至れり尽くせりで、丁寧な治療をしてもらいました。
患者があふれかえってる外来と違って、待合室で誰かと一緒になることもほとんどなく、いつもシーンとしてる。

每日通うからスタッフさんみんな「久居さんこんにちは」と名前で声かけてくれる。
技師さんはみんな男性だけど必ず女性の看護師さんが立ち会ってくれたし、バスタオルを何枚も使って肌が見えないよう気を使ってくれました(スカートのままでOKだけど下着はずらしてる)。
リニアック専門の看護師さんが「いつでも相談してください」と携帯の番昘教えてくれたり。

後日とあるプログでどこぞの病院のリニアックが「男性技師の前で、カーテンもない場所で服を脱がなければならず、バスタオルもガウンもなしで処置台に乗る数歩がほんとうに惨めだった」って記事を見つけてびっくり。
まあ、10年以上前の記事だったけどひどすぎでは??

放射線治療、なめてかかっていた私が甘かったんですが、担当看護師さんから「皮膚炎になりますから」「できるだけ患部を刺激しないように」「保湿大事」とさんざん言われていても、治療は痛くもゆくもないし「楽勝」と思っていました。

途中まで。


20回を超えたあたりからヒリヒリした痛みが出てきて、軟膏を塗りつつやり過ごしていたのですが、30回目で肌が突っ張るような感覚があり…
そっから先はあっという間。

足の付け根あたりの柔らかい皮膚の部分がべロリと剥がれて(!!!)しまいました。ひー。
治療開始時から「男性用トランクスを腰パン状態で穿いたほうががいいですよ」と言われていたんですが、こういうことか……!とようやく納得。


いやもう見た目が酷くて、ちょっと人に見せられないのが残念なくらい酷かった。
日サロ行ったんか?と思うくらい皮膚も真っ黒になったし、当分温泉行けないなあと。


そんな状態で放射線治療35回完走。
技師さん看護師さんと「お世話になりました~」「頑張りましたね!」と会話を交わしつつ終わりましたが、花束でも渡してほしい気分でしたよ…


当時はコロナが花盛りで(実は今の方がすごいけどテレビで全然報道しないからね…)病棟から出るのは禁止だったんですが、リニアックは病棟から一番遠いところにあるので、私は外来をかき分けて院内周遊…
途中で院内コンビニ寄っておやつなんか買っていたけど、今思えばやっちゃダメだったのかなあ。





で、放射線皮膚炎。

この皮膚炎にはその後1ヶ月苦しめられたので、正直言ってそれが一番つらかったです。

放射線科経由で皮膚科に院内予約を入れてもらい、35回目終了後にその足で皮膚科に行き薬を出してもらいました。皮膚科も女性医師だったのありがたい。
軟膏をプレンドしたステロイドで割と弱めだけど、陰部にも使用可だったから敢えて弱くしたのかな……。

この時助けられたのが「デルマエイド」というハイテクガーゼ。
すごい吸収力なのに傷口にまったくくっつかない。
くっつかないから剥がす時に痛くない。
すごい。
そのぶん高価で1枚180円もする(売店で買ってねと言われ、つまり全額自己負担)。
2週間、ステロイドとデルマエイドをお守りのように持ち歩いてました。椅子も階段も痛かった。
しばらくお風呂も入れずシャワーのみで、真冬だってのに湯船に浸かれない。寒い。辛い。


皮膚炎の度合いは照射場所によって違うので、つまんで引っ張れるような柔らかい皮膚の場所は炎症がひどくなると思います。
いやまだ冬だからよかったけどね!
夏に一日中ジクジクと剥がれた皮膚から浸透液が染み出してる状態だったら耐えられないかも〜。

でも服の外からじゃそんなの全くわからないわけで。
そりゃねえ、自分から「股間付近の皮膚がベロンと剥がれててめっちゃ痛いんです」なんて言うわけないし、言われなきゃわからない怪我や病気や障害があるんだな…と心に留めていただけたら嬉しいです。







9月に再発して、10月から12月に治療して、現在。
治療箇所の色素沈着もだいぶ薄れてきました(黒いけど)。


がん細胞は見当たらず、手術後ずっと気になっていた痒みもなくなり、白斑も消えて…とりあえずは一安心なのかなあ。


治療で限度ギリギリの放射線浴びちゃったから、次に再発したらもう放射線治療はできません。
数年後に晩期放射線合併症が出る場合もあるそうで、そうなったらその時のことです。
あんまり先を考えるのはやめようと思って。



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気になる治療費ですが、高額療養費制度+αです。
3ヶ月分、外来と入院で別会計だから30万弱ですかね…でも健保組合から15万くらい戻ってきたから、20万はかからなかった。


高額療養費制度もどんどん制度が変わっていて、標報83万円以上だと上限額252,600円+(医療費-842,000)×1%ですって…ええええ…
年収1000万でも、6ヶ月入院したら医療費180万、外来と入院の合わせ技だとその倍って無理ゲーじゃないですか。

毎月毎月、何十年も社会保険料をあれだけたくさん払ってきて「お金がない」なんておかしいよ。
私らの収めた保険料どこに消えたんや…


マイナ保険証の強行導入は皆保険撤廃の前哨戦だと思ってます。
外資の生命保険会社に儲けさせるために、亡国日本の最後の砦「国民皆保険」が邪魔なんでしょう。
DV男みたいな本邦の政府がポイントばら撒いてカードを作らせようなんて裏があるに決まってるじゃないっすか。


私はマイナカード持ってないけど、確定申告もネットから簡単にできるから必要ないです。
「ネットでの確定申告にはマイナカードが必須」は嘘です。なくて大丈夫。





治療中は「お酒厳禁」だったんですが、厳禁もなにも気持ち悪くて食欲すらないのにお酒なんて全然飲みたくなくて、3ヶ月も飲みませんでした。
飲みたいな〜と思ったのは治療終わってしばらく経ったクリスマスの頃。

お酒が美味しいって素晴らしい。



がんという病気で痛いとか辛いとか具合悪いとかは全くなく、痛いのも辛いのも具合悪いのもすべて治療です。
その段階で病気が見つかったからこそ治療できるわけで、健康診断受けていれば大丈夫ってことにはならないです。


外陰がんは100万人に5〜10人のレアながんで、治療法も確立されていないし、生存率のデータもないんです。
聞くところによると、高齢者の患者が多いため辛い治療しない人も多いのだとか。
「外陰癌は婦人科癌の中でも稀な疾患であり、国内でのガイドラインは存在しないのが現状である」と産科婦人科学会のレポにも書かれている。
なので、同じ病気の人の参考になればと思って書きました。


ちょっとでも「おかしいな?」と思ったら検査しましょう。
それが最初の一歩ですよ〜









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人生初骨折(微グロ注意) [眼とか食とか健康とか]

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やっちまいました初骨折。

いつもの店のいつもの階段で、靴のヒールを引っ掛けて1段踏み外し転倒、小指側の甲の痛みがおさまらないので整形外科でレントゲン撮ったら「折れてますね〜」と。

右足の第5中骨足骨折です。

あああああ…



ちなみにサッカー選手に多い骨折ですが、昔は下駄で転んでの骨折が多かったそうで別名「下駄履き骨折」。現代では厚底靴でコケると高確率でここが折れます。
厚底はもう一生履かん(履いてないけど)…歩きやすいが一番やで…



2日後に足型をとって装具を作ることになりましたが、完成にはさらに1週間…それまでゼスタック(炎症緩和のステロイド軟膏)と桂枝茯苓丸(血行障害を緩和する漢方薬)で乗り切らなくてはなりません。
病院から松葉杖をレンタルしてタクシーにてよろよろ帰宅。


初日はもう痛くて松葉杖無しでは歩けなかったんですが(それでも2階には上らないと生活できない)、翌日はなんとか右足を庇いながら歩けるようになりました。
車の運転もできるように。でも急ブレーキが踏めないので超安全運転です。

ちょうど連休をとっていたので、それも含めて1週間休んじゃった…


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↑骨折5日目。

骨折の痛みよりも、足全体の腫れがひどくて足首が曲がらない。ツライ。


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↑骨折7日目

パンパンに腫れ上がって熱を持っているのでずっと氷で冷やしてました。
同時に内出血が広がってきて、指が真っ黒。うわーん。



こんな状態で待つこと1週間、オーダーメイド装具が出来上がりました。


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石膏状のものを浸した包帯を足にぐるぐる巻いて型を取り、土踏まずの部分にぴったり収まるインソールみたいな装具(まだ足がパンパンに腫れている状態なのでムチムチですが)


これがね〜、すごいの。
痛くない!歩ける!びっくりした。
こんなに違うんだ!!???


でもこの状態では靴が履けないのでギプスサンダルしか履けない…雨が降ると沁みるのでさらにレインカバー必須です。
真夏じゃなくてよかった…いや冬だとマジ歩けません。
とにかく秋でよかった…



6週間経過して、ようやく骨がくっついてきました。

「そろそろ装具を外す時間を増やしていきましょう」
「庇いすぎると骨が育たない」


とのことで、2ヶ月経過した今は装具は外していましが、やっぱり庇っちゃうので歩き方がヘン。
でも痛みもほとんどなくなりました。まだ走ったり爪先立ちは怖くてできませんが。





ちなみに通勤途中に立ち寄るコーヒーショップの店内で転倒したので「これは労災…?」と思ったのですが、寄り道なので違うか…?いやでも毎日のルーチンだし…例えば帰宅途中にスーパー寄る人なんていくらもいるし、そう言うのはどうなんだ??と疑問だったので、労働基準監督署に問い合わせました。

で、驚いたんですが、電話口の労基の人が、何を聞いても答えられない素人さんだったこと。
一言聞くたびに「えっと、少々お待ちください…」と保留にすんなや。

「あの…寄り道は中断で…労災にはならないみたいです…多分…」
「持ち帰りコーヒーなら対象になる場合もあります…」
「その時の状況でいろいろ変わるので…」

いや、まさにそれをお聞きしたくて電話してるんですが?

多分アルバイトなんだろうな〜と思ったけど、こんな何も答えられない人に電話取らせるのやめていただけませんかね…どうなってんの労基。
労災なら医療費の自己負担ゼロなんですけど、申請させないために嫌がらせされてるのかと思っちゃったよ。

こういう窓口にはすぐに答えられるベテランさんを置いてください。
ほんと頼むよ。
市役所の窓口とか非正規の人が増えてるのは分かっていたけど、そういうのって回り回って市民の首を絞めるじゃん。
こっちはそのために税金払ってるのに、私が納めた税金はどこに消えてんの??



それと、歩けなくてATMに行くこともできず手持ちの現金がなくて、レンタルした松葉杖の保証金を払ったらすっからかん。
病院やタクシーはカードや電子マネーで払えたけど、現金のみの調剤薬局は「ツケ」てしまったのでやっぱり現金は必要だと思いました。



というわけでまだ完治はしていませんが、初骨折記録でした。

しかし実は骨折より大変な治療をすることになりまして、それはまたいずれ、落ち着いたらUPします(多分)
人生いろいろあるぜよ。










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初めての入院と手術の話(長い) [眼とか食とか健康とか]

入院と手術の話。

書こうかどうしようか迷ったけど、同じ病気の方に必要な情報かもしれないので忘備録としてUPしておきます。



1年ほど前、去年のお正月あたりからずっと、いわゆるデリケートゾーンに痒みがありました。
でもまあ「夏は股間が痒くなるー」なんてCMあったり(冬だったけど)、フェミニーナ軟膏とか専用塗り薬もあるし、この場所の痒みなんてのは珍しくないのかな?乾燥とか、季節や年齢的なものかな?と、気にしつつも放置していたんですよ。

しかし7月くらいかな、痒みだけだった箇所に、なにやら「おでき」状の、小指の爪はんぶんくらいの大きさの突起ができたことに気づいて。
あーこりゃ病院だな、と近所の産婦人科に行きました。
その時点で「がんじゃないのか」と薄々思ったんですが。

病院でその突起部分の表面をとって検査に回したらしく、とりあえずのステロイド軟膏を処方されてその日はおしまい。
2週間後に検査結果を聞いたところ、「細胞に微妙な変異核があるので、精密検査した方がいい」と言われました。

で、地元で一番大きな総合病院であるK病院に予約を入れてもらい、紹介状を持って行ってきましたが、もう外来がめっっちゃ混んでて驚き。「今日の◯◯科の予約は150人」とか「本日の採血予約1500人」とか電光掲示板が光ってる…ここはコミケ会場か?壁サー??

その日は生体検査。
デリケートゾーンに麻酔して皮膚を切り取りました。痛そうですが痛いです。でも経験者のブログを読んだら「麻酔なしでいきなり切られた」なんて人もいたからな…

この検査結果でがん細胞が出て、病名つきました。
外陰がんです。
またレアなやつだな、よりによって。

予想はしていたので「あ、やっぱり」以上の感想が出てこない…
ショック!とかそういうのまったく無くて、逆に「ふつうはもっとガーン!とか思うもんじゃないの?私ってもしかして情緒がヤバい奴なのでは?」とか思ってしまった。
いやもっと驚けよ自分、って感じ。
目の病気を告げられた時のほうが100倍ショックだったわ。あの時は落ち込んだ(治療中。落ち着いてます)。



これは皮膚がんの一種なのですが、婦人科の範疇です。
皮膚には胃や子宮のように「ここからここまで」というはっきりした境界がないので、患部の特定が難しいそうで…さらに6箇所くらい生検(6本麻酔して皮膚を切った。いてーよ!)、CTスキャン、MRI、胸部と腹部のレントゲン、あれこれ。

MRIもCTも「予約が2ヶ月先」くらい過密スケジュールなんですが、丸一日病院に待機できるなら空き時間にねじ込みますと言われ…待ち時間6時間とかで検査してもらいました。

その結果、リンパへの転移はなし、他の部位からのがん細胞の検出もなし、最初に気になってた「おでき状」の箇所を切除するだけで済みそう…


これがもっと患部が広かったりすると、切除部分に皮膚移植が必要になるので産婦人科だけじゃなく外科の範疇になるそうです。
もう切除はできないくらいの進行した状態で初めて病院に来る人もいるそうですが、幸い最初に行った病院の判断が適切だったので(「痒み止めの塗り薬で終わりだった」って人の体験記が結構あった)、根治治療としての切除ができることになりました。

もっと進行して切除部分が尿道や肛門にかかっていたら人工肛門になることもあるので、早めの受診だいじです…




こんなに混み混みの大病院なのに、初めての診察の翌月にはもう手術の日が決まり、あれよというまに入院!手術!
直径1センチ強×2ヶ所の皮膚を全身麻酔で切除しました。

点滴麻酔だったので、あー眠くなってきた…と思ったら手術が終わっていて、そのままベッドに乗せられて部屋に移動。
真夜中にようやく手を伸ばせるようになったので、貴重品ボックスからiPhoneを取り出して「手術終わったよー」とLINEしたりして。


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点滴が無くなって血液が逆流したチューブ



手術が終わった翌日からすぐ普通食になり、立って歩いても全く痛みもありません。
痛みに耐えながら歩かなきゃならないイメージがあったんですが、あれ、こんな楽チンでいいのか??
ホントに切ったのか???とまで思ってしまった。
いや切った跡も縫った跡もあるけど、お腹じゃないからね。
すぐにシャワーの許可も出たし。
座った時に皮膚のつっぱり感がちょっとあるくらい。
手術は金曜日で、月曜の朝に「明日退院で」と告げられました。はっや。


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夫氏の差し入れ。明日退院なんだが…



切除した部分は病理検査に出し、その結果で今後の追加治療について決めましょうと。
大きめに切った部分の端の端までがん細胞があったら、放射線治療とか、抗がん剤とか…と言われていたのですが、検査結果は良好で追加治療もとりあえずなし、経過観察となりました。

ステージ1A期ですって。
今は定期的に組織を摂っての検査してる感じです。もう出なきゃいいけど…でもまだ例の「痒み」があるんだよなあ。
ちゃんと通院はしているので、あれこれ考えても仕方ない。出たらその時また治療ってことになるんでしょう。


なんか…体験記というほどの中味がなくてすみません…

半年以上も放置していたけど、ただの痒みだけなら最初の病院で生検までやらなかったかもしれないし、いろんなタイミングが運よかったんだと思います。
時期がずれていたらコロナが花盛りでまた状況は違っていたでしょう。




そうだ、気になる医療費ですが、私、数年前にそれまで入っていた医療保険を解約したんですよ。年齢的に保険料が上がるタイミングだったことと、職場で社会保険の計算などをやったことで「民間の医療保険、いらないんじゃね?」と思いまして。

今の日本の皆保険制度ってすごく手厚いので、医療費には上限があってそれ以上は免除、または一旦支払って後日返金されます。「自己負担限度額」制度ね。
入院手術までに数に余裕があれば事前に「健康保険限度額適用認定書」を申請し、入院時に提出しておけば立て替え払いすることもなく、限度額までの精算ですみます。限度額はその人の算定基礎によって違います。

算定基礎…つまり毎月の給与がどのラインかってことですが、サラリーマンだといつの間にか払わされている社会保険料や税金、もっとしっかりチェックしたいところですね。


私は限度額適用認定書を事前にもらっていたので、限度額の支払いで済みました。
が、入院したのが月末で退院したのが翌月だったので、入院日「1日分」が別計算になってしまい(月末締め!)、1日分が3割負担で2万近かったのが悔しい…
いや、だからといって「医療費節約したいので1日ずらしてください」なんて言える立場じゃありません。すみません。

そして2ヶ月後に健保組合から「親展」の書類が来たので何かと思ったら、なんと弊保健組合、限度額までしか払っていない医療費から「一部負担還元金」とやらで、さらに1ヶ月に同じ医療機関で支払った金額から、2万5千円を超えた差額を返金してくれました。
え。じゃあ入院手術の自己負担は結局2万5千円+1日分2万=4万5千円弱で済んだってこと??
1日ずれてたら2万5千円ポッキリ!!???

これはそれぞれの組合の独自の制度らしく、導入しているところも設定金額が一律じゃないみたいです。知らなかったー!

日本の健康保険制度、そして会社の社会保険、マジ神!!!
本当にありがたいです。


…とはいえ、皆保険の歴史なんてそう古くはありません。制度ができたのが1960年代だもの。当たり前じゃないんだよ。

今や日本が世界の誇れる最後の砦「国民皆保険」ですが、政権与党やぐいぐいと支持を伸ばしている某維新の会などが推しているベーシクインカムなどが導入されたら皆保険は無くならないまでも、自己負担が3割から8割になることも十分あり得ます。
そのうえ限度額適用がなくなったら、医療費100万が当たり前になっちゃう。

アメリカみたいにすべて民間の医療保険で賄わなきゃならなくなって、盲腸手術に400万請求され、保険会社に保険金の支払いを拒否されたり契約打ち切られたら全額自己負担で即自己破産、みたいな。
「支払いの保証がないなら治療しません、手術もしません。いくら払えるかによって治療の内容を決めます」なんて世界、私は嫌〜

マイケル・ムーアの「シッコ」を観て、堤未果さんの「沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ!日本の医療)」 を読んでね。読めばわかる!
みんな選挙に行ってくれ!!



民間の医療保険って「手術」にしかお金が出ないタイプなのであんまり役に立たない…前述の通り通常の健康保険で賄えるもの。むしろ退院後の追加治療とか、高価な薬を使う長期の治療にかかるお金の方が多いと思う。
病気になったらまとまった金額を一括でもらえる保険の方が役に立つけど、がん以外の病気でそんな医療保険あるのかな。どんな病気にかかるかなんてわかんないからね〜。





コロナで面会制限されている婦人科病棟、マジ快適でした。

診察にやってくる医師以外、ほぼ女性のみ。
シャワー時間はフリーだし、ドライヤーあちこちに置いてあるし、乾燥室に下着干せるし、男がいないってなんてストレスフリー!
wi-fiもあるしね!


看護師さんたち、毎日世間話を振ってくれたりして感情労働がすごいです。
ありがとうございました…
ベッドで「魔道祖師 4巻」を読んでる患者でスミマセン…





とにかく世の女子に「股間の痒みはフェミニーナ軟膏で誤魔化すな」ということは言っておきたいと思います。
たかが痒みとはいえ、塗り薬でやり過ごしてるうちに悪化しちゃうかもしれません。あれ?と思ったら病院行こうね。組織とって検査してください!って言おうね。



入院中に、ずっとファンだった同世代の同人作家さんの訃報を知って驚いちゃったな。
いつなにがあるかなんてわからないんだなあ〜

ウクライナで戦争始まっちゃったし、新型コロナの終息は遠いし、やりたいことは先延ばしにせずやっとこう…と思っています…




人生はジェットコースター~外陰がん闘病録

落ち込まない中年女のホントの日々











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蚊を甘く見ていた私が馬鹿でした〜虫さされ顛末記 [眼とか食とか健康とか]

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処方薬、各種




先日、山の中でバーベキューなどやったときに、ガードが甘くて両ふくらはぎを、合計40カ所(ヒィ)ほど蚊に刺されてしまいました。

お見苦しい画像ですが、臨場感を演出するため貼り付けます。
べたり。


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ぎゃあぁ。

実は裏側のふくらはぎ部分がもっとひどいのです。

てかひどいでしょ?



蚊がいるとわかっていたのに、去年は長ズボン履いたのに、今年はハーフパンツに厚手ストッキングで防虫した気になっていた私がアホなんです。馬鹿馬鹿!

我が足ながら正視に耐えない…翌朝すぐに皮膚科に行きましたとも。


「よく効くお薬だから、マメに塗ってね」と処方されたのはデルモベート軟膏。最強ステロイドです。
何せチューブに「劇」て表示があるんだぜ。


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劇(なんかエヴァっぽい)



「飲み薬もあるけどどうする?早く治したい?」
「早いほうがいいです」
「でも飲みたくなかったら飲まなくてもいいのよ〜」

で、これも強ステロイドであるリンデロン錠剤も3日分追加。リンデロンの飲み薬なんてあるんだ…。

調剤薬局で薬の説明をみるとデルモベートは「1日1〜2回」と書いてあります。
「これ、何度も塗っちゃダメなんですよね」
「う〜ん、先生はなんて?」
「マメに塗るようにと」
「じゃあそれで」
と、薬剤師さんは歯切れが悪いです。

つまりそのくらい強い薬なんですが、私が行っている皮膚科はそこら辺あまり説明してくれないんですよね。
まぁ、皮膚科とステロイドは切っても切れない仲ですけど、いくら盆前とはいえデルモベート2本は多いですよ先生。

で、その場で薬を飲んで塗って、職場では保冷剤で冷やして、帰宅してから夜の分も飲んで塗って、さらに保冷剤に足を乗せて寝ました。

で、翌朝。


ダブルステロイドの効果が凄くてビビりました。


だっていつもならこれからパンパンに腫れあがって赤みが広がって痛みと痒みが出るのに、全く腫れてない!痛みも痒みもない!
なにより赤みが昨日より引いて、見た目がほんのちょっと良くなってる!


虫さされって、2日目位からどんどん悪化して5日目あたりに最悪の状態になるじゃないですか。その山場がすっぽり無くなっていきなり快方状態にワープしちゃった感じ。


すげえぇ!
すげえぇぇぇ!

さすが最強ステロイド!


あまりの効き目に、飲み薬は1日でやめました。
いやびっくりした。



私の職場は制服ありなので足を隠すことができず、最初の3日間は目立ちまくりで辛かったっす… 3日で済んでよかった…いや、4日目もそれなりにひどい足でしたが、「あー、虫さされね」と思ってもらえる程度には改善していたので。
初日はマジ「何かの病気?」「感染しない?」と思われて当然の状態…
トレンカでも履くべきだったのかしら…


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で、これが6日目の状態。
たった6日でよくぞここまで…ううう(滂沱)


ちなみにデルモベートは最初3日は1日2回、4日目から1回、その後はひどいところだけ部分的に塗布して、6日目以降は使っていません。
1本の5分の1くらい使いました。



20代の頃、ニキビがひどくて鏡を見るのが嫌でしたが、外見のコンプレックスって深刻です。
外に出るのも嫌になるし、行動が制限される。

来年から厚手の長パンツと靴下でガードします。



人間は無力だ。そして弱者だ。

そんなことをしみじみ思った虫さされ事件でした。



このように効き目は凄いけど、余った軟膏を使い回しするときは厳重注意です。腕と足では吸収率が違うので、デルモベートは基本的に足用の軟膏。

赤ちゃんのほっぺたとかには安易に使っちゃいけません。
ステロイドは正しく使いましょう。


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通院日〜視野検査 [眼とか食とか健康とか]

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半年ぶりの定期視野検査。

前回の結果が少々思わしくなく、薬の量が増えちゃってガックリでしたが、今回は…「変わりないですね」とのこと。
ホッとしていいのか?

今日の病院はめっちゃ混みで、もちろん予約はしているけど待ち時間もけっこうあったりして、検査室の外がバタバタ五月蠅くて、集中できねー!

検査後の診察も、ぱっとパソコンで結果を見てそれで終了。検査結果はパソコンソフトが「進行の有無」を折れ線グラフにしてくれるんですが、それがすべて。
パソコンソフトが変われば診断も変わるのかもしれません。血液検査みたいにはっきりと数値で表れるわけじゃないからねえ。

まあ、医療ソフト様が「進行なし」と診断してくれたからヨシとしましょう。
でもそうなるといかに最新の医療設備を導入できるかで治療のレベルがまったく変わってくるわけで、病院に適正な「儲け」を出してもらうことは患者のためでもあるんだなあ。


…近い身内が闘病中のこととか、震災のこととかいろいろあって…「人間っていつかは死んじゃうんだな。それは今日かもしれないんだな」と思います。

とりあえず病気があっても日常生活に不自由があるわけでなし、明日のことを思い煩うのは止めにしました。



検査のために会社を早退したんだけど、上司に「病院か!?どこが悪いんだ!?」とかすごい嬉しそうに聞かれてげんなり。前に何度も説明してるっつーの。

「眼科です」と言ったら「なんだ、眼科か」とあからさまに残念そう。

ご期待に添えず申し訳ないっす。



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薬が増えた(-""-) [眼とか食とか健康とか]

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緑内障の治療を始めたのがいつだったかなあ…と過去ブログを開くと、2006年5月でした。
え、もうそんな!?

9年間、点眼は1種で1日1回だったんですが、今日の視野検査の結果が思わしくなくて、2種に増えちゃった…しょんぼり。

視力検査からすでに「あれ、左の視力落ちた?」て感じだったんですが、視野検査もダメダメ。
もともと左の欠損が大きいけど、画像見たら明らかに欠損部分が増えてるし、PCソフトの判定でもダメ出しされてしまった。

眼圧をもう少し下げたいということで(今も高くないんだけどね〜)、ザラカムからコソプトとタプロスに変更です。

コソプトは朝晩。
噂では「すごくしみるよ」「しみるから続けられなかった」とか聞いていたんですが、私はぜんぜんそんなことなかったな。

とりあえず1ヶ月後、眼圧測りに行ってきます。



…しかし眼圧が下がっても欠損の進行が抑えられないことがままあるのが緑内障の怖さで、10年後どうなるかはわからないなあ。

欠損が広がったかもしれないこと、薬が増えたことは残念だけど、でも思ってたほどショックじゃないのは、きっとあの震災があったからです。


明日どうなるかなんてわからない。
わからないことを思い悩むより、今日は今日のことだけ考えよう。


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お薬ノート [眼とか食とか健康とか]

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たった1種類の点眼なのに、しょっちゅう「あれ、今日点眼したっけ?まだだっけ??」と迷ってしまうお年頃。
リマインダーでiPhoneに通知するようにはしているんですが、駄目ぽ。

薬の管理アプリがないかなーと探して見つけたのが「お薬ノート」。

時間になれば「時間ですよ」と通知してくれて、飲み終わったらチェックを入れるアプリです。複数の薬や時間に対応。
軽くていいです。アイコンも可愛いし分かり易い。


ダウンロードはこちら。
お薬ノート -薬歴・服薬管理-



それにしてもアプリのレビューがあいかわらずまったく役に立たないApp Store…
アプリの探しにくさもあいかわらず…

なんとかならないのかなあ


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健康診断祭り [眼とか食とか健康とか]

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写真がないので、とりあえずお花でも



健康診断の結果を見るのが怖いお年頃…。

やはり血液関係の数値があまりよくないです。
健診に向けてフェロミアを飲んでいたにもかかわらず(ずるっこ)、相変わらず血液の比重が軽く、ヘモグロビンとヘマトクリットが低く鉄分不足の貧血気味。

そして、前回より良くなったとはいえ白血球数も相変わらず基準より少ない。
気になって内科で何度か血液検査してもらいましたが、数値のバランス的には悪いところがないので、経過観察で良いでしょうとの事でした。
母が亡くなった時に白血病についてはいろいろ調べたので、血液検査はナーバスになってしまいます。

よかったことは体重が1.5キロ減ったことと、HbA1cが下がったこと。
ここ数年、あまり怖がらずに炭水化物はそこそこ食べようと心がけているのですが、それでヘモ値が下がってるのは筋肉が増えてるってことなのかなー。自転車の効果なら嬉しいな。



数値だけ見て一喜一憂するのはあまり意味ないけど、年々順調に上がってる、または下がってる数値があったら要チェックです。

たまーにとんでもない医者がいるので、病院選びは慎重に…(笑)



しかし健康診断ってオトナにとっては一大イベントというか学園祭みたいなもんで、この時期は職場がたいへん盛りあがってます…


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視野検査 [眼とか食とか健康とか]

早退して視野検査行ってきました。

ああ、なんだか調子が悪い。
見えない…とくに左が…

検査結果は「進行なし」でしたが、前回より黒い部分(欠損)が増えてると落ち込みますね。まあ、これも日によって変動するのであまり気にしないのが吉です。

しかし「進行はありませんね」といったそばから「ま、進んだら薬を2種に増やしましょう」とか、しれっと不吉なことを言うのはやめていただけませんか。
患者はセンシティブなんだから


あいかわらず自覚症状はないので、目標は現状維持。
それより最近は老眼のほうが実生活に影響が出つつあります…



帰宅が早かったので、軽く夕練。
COLNAGOで10㎞走って汗だく。

本日は写真なし。



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MRA [眼とか食とか健康とか]

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これはなにかといいますと…



4月、目眩がおさまらないので脳神経外科に行ってMRIを撮ったわけですが、その時「血管が一部、画像に写っていない。気になるのでMRAやりましょう」と言われ…

撮ってきましたよ、MRA。

頭部MRA(磁気共鳴血管画像)とは頭部の血管を画像化する検査法のことで、脳動脈瘤のスクリーニング検査としてよく用いられているそうです。
いや、そこまでやらなくても…と思ったものの、ちょうど若くして脳梗塞で倒れた方の闘病記など読んでいたので、いい機会なので検査してきました。
予約、2ヶ月待ちでした。

MRIもMRAも検査方法は同じです。寝てるうちに終わります。
「気分が悪くなったらスイッチ押して下さいね」と言われるけど、これでどうして「気分が悪くなる」のかわからない。こういうのは全然平気な私。


結果は、MRIでは見えなかった血管はばっちり写っていました。
血管3D画像が360度回転してる…!
テクノロジ〜!


「脳の中は異常なし、この先5年くらいはMRIしなくても大丈夫」と言われ、それはそれでいいのですが、もともとの受診理由の「目眩」はなんの改善もないわけで。

まあ、日常生活に支障があるわけでなし、悪化しなければこのままでいいのかしら…


かかとの振動が頭に響いて目眩が起きる感じ。
なので座っている時や自転車こいでる時は目眩はないのです。



やたらと疲れやすかったり、頭の後ろがぼーっとしたり、目眩、肩こり、動悸…やっぱり更年期かなあ〜〜(´Д`)


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