SSブログ

「SK∞ エスケーエイト」 俺たちの無限大! [映画・ドラマ・アニメ]




先日完結した「SK∞ エスケーエイト」ですが、いやもう…

想像の斜め上を行く(文字通り)展開に、毎週日曜日の夜明け前、パソコンの前でひーひー言っていましたよ私…

テレビアニメをリアルタイムで毎週見るのって本当に楽しいです。
毎週毎週、新カットが公開されたと言って大騒ぎ、キャストコメントが更新されて大騒ぎ、スタッフコメントが投下されてまた大騒ぎ。大量のファンアートがあちこちでupされて相乗効果。
野菜と同じで、旬のものが1番おいしい。

堪能しました。
ありがとうございました。
マジいかれたアニメでした…これ地上波で放送していいんかな…


スケボーを題材にしてはいますが競技やスポーツの話ではなく、架空のバトルレースを描いたストーリーなので、そこら辺に乗れないと「ん??」と思っちゃうかもしれません。
危ないから真似しちゃだめよ。ボードで人を殴るのは厳禁ですから…



私はこのアニメ、「有害な男らしさ」へのアンチテーゼなんじゃないかと思うところもあるんです。

「強い人が好き」という店長のために強くなりたいシャドウは憧れの店長を守って怪我をしたけれど、それは「弱い男は嫌い」という理由で女にフラれた男の逆恨みだったってエピソードが象徴的で…
シャドウがミヤに「男ならもっと食え!」って言うシーンとか、テンプレ的な男らしさを敢えて描いたんじゃないかと思ったんですよ。

でも「強さ」って、「S」で勝つことじゃないじゃん?
殴られたシャドウのほうが殴ったヤツより強いじゃん?


「勝たなければ、認められない!愛されない!!」

愛抱夢のこの慟哭は愛されたかった彼がずっと抱えてきた闇で、彼と勝負する相手はみんなその闇に飲み込まれてしまう。

暦、そしてランガとのレースで、愛抱夢は自分が愛されていること、必要とされていること、弱くてもカッコ悪くてもいいんだとようやく気づくわけですが、ここらへんの作画も音楽もむちゃくちゃいいっす…


「S」は愛抱夢が作った偽りの楽園。
だから関わる人は不幸になる。

でもずっと追い求めたイヴがすぐそばにいたのだとようやく気づいたんだ。


夜にしか開かなかったゲートが開放され、登る朝日とともに暦とランガのふたりだけの決勝戦が始まるラストシーンがその象徴なんでしょう。




暦とランガの光のカップルが眩しい…アオハル…
可愛いが過ぎるだろ。


最終回、本気で「チューくらいしなきゃむしろ不自然なのでは?してもいいのよ???」とか思ったぜよ…
末長く幸せにね…


ジョーとチェリー(本命)、愛之介と忠の大人組も好き。
てかもう子安、緑川、松本で太古の腐女子ホイホイというか、この3人が高校生役で共演とかたまらんですよ。ありがとう紘子…。




アニメ業界って結構な男社会ですが、ここ10年くらい女性の進出が目覚ましくてすごく嬉しい。
内海監督のロングインタビューどこかでやって欲しいな〜







コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。