「毒親サバイバル」菊池真理子 [本]
発売直後に購入してとっくに読んでいましたが、久しぶりに読んだら初めて読んだ時よりじわじわきた…親っていったいなんなんだろう…
「子どもを愛さない親はいない」なんて言える人は、自分がそう言える環境で育ったことが幸運なのだと気づかないのでしょう。
ツライ。
「こども」と「家庭」をひとつにしないでほしい。
「こども庁」がいつの間にか「こども家庭庁」に変更になっちゃって、反対意見が受け入れられないままスタートしちゃったったけど、じゃあ家庭に居場所のない子どもはどうしたらいいんだろう?
以前どこかで「偉いおっさんたちは実は少子化なんてどうでもよくて、『母親にならない女』が増えることを恐れているのだ」と仰ってる方がいて膝パーカッションしちゃったよね…そりゃそうだ、「母親」がいなくなったら、おっさんたちが大好きな家父長制度が崩壊しちゃうんだもの。
毒親と家父長制って地続きだと思うんだけど。
この国はどこに向かっているのでしょうか…若い世代には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今ならまだ引き返せると思うんだ。
VERY妻になりたかった母の死から学んだこと
『毒親サバイバル』から考える「家族の絆」至上主義の罪。の巻(雨宮処凛)
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